異業種からIT業界へ転職を考えたとき、未経験からでも始めやすいエンジニア職はインフラエンジニア以外にもいくつかあります。
最初に紹介するのは、Webサイトの見た目や動きを作るフロントエンドエンジニアです。
HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使用し、ユーザーが直接触れる部分を担当します。
視覚的なスキルが求められるため、デザインやアートの分野からの転職者にも適しているでしょう。
インターネット上には無料の学習コンテンツが豊富に存在するため、独学でもスキルを身につけやすい職種です。
また、サポートエンジニアは、クライアントからの問い合わせに答えたり、技術的な問題を解決したりする役割を担います。
この職種はテクニカルスキルも必要ですが、人とのやり取りが多いことからコミュニケーション能力が重要です。
そのため、異業種から転職しやすいのが特徴と言えるでしょう。
特に接客業や営業職の経験がある人は、そのスキルを活かしつつIT業界の知識を学べる良いスタート地点になり得ます。
QAエンジニアも未経験者におすすめで、ソフトウェアの品質を保証するためにバグや不具合を見つけ出し、報告する仕事です。
細かい作業が得意な人や、物事をじっくりと確認する作業を好む人に向いています。
プログラミング知識があると有利ですが、最初はテストの手順を学ぶことから始められるため、未経験者でも徐々にスキルアップしていけるでしょう。
セールスエンジニアは、技術的な知識を活かしてクライアントに製品やサービスを提案する仕事です。
異業種での営業経験や、クライアント対応の経験が活かせます。
IT知識は必要ですが、実際に開発するよりも入り口としてハードルが低く、異業種からの転職者にとって魅力的な選択肢でしょう。