ITインフラを支えるインフラエンジニアの需要は高まる一方です。
そのため、他の職種からインフラエンジニアにキャリアチェンジしたいと考える人は多いでしょう。
しかし、適性があるなければ、インフラエンジニアとしてやっていくのは難しいかもしれません。
では、インフラエンジニアに向いているのは、どういった人なのでしょうか。
まずいえるのは、機械を触るのが好きな人です。
インフラエンジニアは、主にサーバー機器やネットワーク機器などのハードウェアを扱います。
機器の種類は非常に多く、ベンダーによって設置方法なども異なります。
そのため、日頃からある程度機械いじりなどをやっていない場合、応用が効かない可能性もあります。
機器の仕様や規格を覚えるのが好きな人は、膨大な機器の種類に怯むことなく順応できるでしょう。
細かい部分に気を配れる人も、インフラエンジニアに向いています。
ITインフラは、ちょっとしたミスや不具合で正しく動作しなくなるケースがあります。
細かい部分に気を配れる人は、トラブルの発生箇所にもすぐに気づき、問題解決のためには何が必要なのか、根気強く追求・検証する能力に優れています。
仕事も丁寧なので、ミスやトラブルが起こりにくい設計を行えるでしょう。
体力がある人も、インフラエンジニアに向いているでしょう。
インフラエンジニアは、機器の組み立てや取り付けなども行います。
狭い空間で作業したり、重い機材を設置したりするケースもあるので、力仕事が苦手な人は、体を壊してしまうかもしれません。
また、監視業務をはじめ、夜間や休日に業務を行うケースも多々あります。
不規則な仕事パターンにも対応できるタフさは必要でしょう。